コンテンツSEO時代の、最低限の「SEOテクニック5選」
「良質なコンテンツが最も大切だ」
「Content is King」
「ユーザーを満足させるサイトを作れば上がる」
なんてことが言われて久しいですが、大方のSEOの流れはそんな感じで今も変わっていないでしょう。
(ちなみに、最近みた最強のコンテンツが、以下です。「おさえるべき点をきちんとおさえているな」と思いました。ただちょっと過激なのとタイトル長すぎ。)
SEO的に良質なコンテンツとはコレだ
— アベシュン (@abeshun_yeah) 2017年7月27日
・実体験に基づく真実(っぽい)情報
・まとまっていて読みやすい
・タイトルのコピー『思わず女が叫ぶ!』『8選』
・画像が豊富
https://t.co/rocnS1i9ba
コンテンツSEOは確かに正しいんです。それ以外ではあまり結果を出しづらいとも思います。
しかし、それでも、
「良い記事だけど、このサイトじゃ上がらないな」とか、
「ひどい記事なのに順位1位じゃん。あ、NAVERま〇〇か。」と思ってしまう事例はたくさんあります。
つまり、「良質なコンテンツ」でも、どんなサイトで書くかによって大きく効果が異なります。
※良質なコンテンツの定義は、バズ部に則ります。
それを見た人の生活に役立つ正しい知識やノウハウを提供するもの。その人の人生にとって確実にプラスになる。弊社では「コンテンツ」という言葉は、ここを指して使うようにしている。
引用元:
良質なコンテンツがちゃんと上がるための重要SEOテクニック5選
はじめに結論から書くと、
1.内部リンク構造
2.HTMLタグ
3.インデックス
4.サイトマップ
5.待つこと
の5つをちゃんとやれば大丈夫です。しかも非常に簡単です。
1.内部のリンクはちゃんと考えて貼る
リンクを貼るということは、「パワーを与える」ということです。例えば、上げたいページに対して、サイトのTOPページからリンクを貼るとか。
これには、すごくわかりやすい事例があります。
SEOにおいて激戦区の1つである、「賃貸物件系」のワードで1位撮りまくっているHOME'S(ホームズ)を見てみましょう。
このワード系は、企業が戦っている分野で、基本的にはアフィリエイターやブロガーが挑戦できる分野ではありません。検索ユーザーが物件サイトを求めているからです。
以下は、「渋谷 賃貸」で検索したとき。
HOME'SとSUUMOですね。
次は、「品川 賃貸」。
こちらもHOME'SとSUUMOでした。
(ちなみに、PCでぐぐっても大体同じ順位です。SUUMOがたまに上だったりするかな、くらい。)
なぜ、HOME'Sが強いかというと、もちろん掲載されている物件数が多いのが強みではありますが、リンク構造にもSEOの強さが見て取れます。
それは、こちらです。物件を検索する画面ですね。
これ、「チェックした物件を検索する」機能なんですが、わざわざリンクにしてあります。なぜでしょうか。パワーを与えるためです。
また、以下のような部分も、そのためです。HOME'Sのページ下部です。以下のはめちゃくちゃ基本なのでどの賃貸サイトでもやってますね。ただ、HOME'SやSUUMOは丁寧にやってる感があります。
2.HTMLタグをぱぱっと学んでルールに従おう
SEOのために学ぶべきHTMLタグは、
h1〜h5のhタグです。HTMLタグというのは色々ありますが、これだけで基本はOKです。
hタグとは、サイトの大本となるHTMLの基本中の基本です。「見出し」を表すタグです。
<h1></h1>で囲まれているものが最重要
<h2></h2>で囲まれているものが次に重要
<h3></h3>で囲まれているものが次の次に重要
<h4></h4>で囲まれているものが次の次の次に重要
という感じです。
例えば今ご覧頂いているこのサイトでは、
<h1>東京Webマーケターブログ</h1>
<h2>主にWebマーケティング・Webサービスについての阿部隼也のブログです。</h2>
<h1>コンテンツSEO時代の、最低限の「SEOテクニック」</h1>
となっています。h1が2個ありますが、こんなのでも大丈夫です。
(ただし、はてなブログのhタグはちょっと気持ち悪いです。記事の見出しがh2が存在せずh3から始まるで。でも全く問題は無いようです。)
ここで重要なのは、間違っても、見出しの構造を逆にしてはいけないということです。
そうすると、Googleに「ナニコレ、支離滅裂な記事やなー」と判断されかねません。我々は、Google様の読みやすいように作らねばなりません。
例えば、
・h5が記事のタイトル
・h1が、「いかがだったでしょうか。お読みいただきありがとうございます。」という最後の部分
になると悪記事判定されるかもしれません。「最も重要なのがありがとうございますか・・・」と判断されます。
気をつけて下さい。
まとめると、hタグの基本的な使い方としては、
h1タグに、最も上げたいワードを入れる
h2タグに、次に上げたいワード。
がおすすめです。
はてなブログであれば、サイトタイトルと記事タイトルには、上げたいワードを入れましょう。
3.Search Consoleでインデックスしよう
Search Console(通称:サチコ)が何かよくわからなければ、学びましょう。
【初心者向け】サーチコンソール(Search Console)の登録方法と基本的な使い方 | ランボー 怒りのマーケティング
Search ConsoleでGoogleに「こんなページあるんで、検索結果に出してくれませんか?」という申請(Fetch as Google)をすることができます。
あまり申請しすぎると良くないっぽいですが。
4.Search Consoleでサイトマップをインデックスしよう
同じように、Search Consoleでサイトマップの登録を行います。
参考:
5.じっくり待とう
SEOの結果が出るのは、6ヶ月後です。今まで蓄積してきたようなサイトパワー(NAVERまとめのような)でなければ、6ヶ月みましょう。
どんなに強いマーケットでも6ヶ月でぶち抜けるかもしれません。一方で弱いマーケットであっても早くて4ヶ月です。
ちゃっちゃとアクセスほしい場合はPPCに取り組みましょう。
その他、一定の効果があるSEOテクニック集
ここからは、割と雑に、一定の効果はあると私が個人的に思ってるテクニックを羅列していきます。
- 「関連記事はこちら」を記事内に書く
- 一番リンクパワーを与えるのは記事内からのリンク(フッターからのリンクは雑魚)
- パワーワードを使う 例:「5選」「3倍」「あなた」「必須」「絶対」「圧倒的」...etc
- ちゃんとした自演リンク
- ちゃんとした相互リンク
- ちゃんとした中古ドメイン
- AMPは微妙
- はてなブログ
- WordPress
- 無理にでも長文
- 目次を記事上部にのせる
- 蟻地獄の構造が最強(記事内に頻繁に自サイト(他サイトでもOK)のリンクを貼って、抜け出せないようにすること)
- 画像つかいまくる(意味がわからなくでもOK)
- 独自の画像ならなお良し
- とにかく読ませることが一番大事
- かっこいいサイトは不要
- 読者の役に立つサイトが必要
- ときどきリライトする(1ヶ月後にみてみると驚くほど非常に読みづらいことに気付く)
- なので、公開する前にまず読んで見る(その際、音読するとなお良し)
以上です。
最後に:大事なのは気合い
最後に、コンテンツSEOにおいて一番大切なことは、気合いなんです。だって大変ですから。しかも地味なんですね。
大事なのは、最高のサイトを作るんだという意気込みと、実際にやることです。
私のサイトで、もう1年ほど放っておいて月2万稼ぎ続けている(しかも伸びてる)ミニサイトがあるんですが、
これは実は作ってから半年間、結果ゼロだったんですね。1日に3人のアクセスあって「おおー!」みたいな。
「何がコンテンツSEOだ!嘘じゃねえか! 絶対このワードだったらこれが最高のページなのになあ。。。」と思っていたんですが、
半年後に、ポンと上がり、すぐ月1万の稼ぎを出すようになりました。それから数回リライトして、放っておいたら、いま月2万以上は確実に稼いでいます。そして毎月1.2倍くらいでアクセスが増えています。狙っていないワードでも上がってきました。
大事なのは、気合いなんです。
良いサイトを作ればSEOが上がる時代には、「いかにして良いサイトをつくるか」が最重要になります。良いサイトをつくる方法として、最低限良いものをつくるんだという気合いは大事です。